父への復讐 衝撃のドラマ「人魚姫」
女性視聴者を多くの虜にした人魚姫は、韓国MBCで2003年に放送されたドラマです。
パク・クニョン演じるウン・ジンソプ(アリヨンの父)は、家族ぐるみの仲であったハン・ヘスク演じる女優シム・スジョンの元へ、母キョンとウン・アリヨン演じる幼いアリヨンを捨て行ってしまいました。
両親が離婚してからアリヨンは、アメリカ暮らしをしていましたが、韓国へ中学生の頃に戻ってきます。
そこで自分と母を捨てた父が、ウ・ヒジン演じる娘ウン・イェヨンまで儲け、幸せそうな家庭を新しく築き暮らしている光景を目にしてしまったアリヨンは、父とその家族に対する復讐を誓うのです。
血の滲む様な努力をしたアリヨンは、人気脚本家となった一方、続いた不幸により失明してしまった母を支えながら、復讐の機会窺っていたのです。
そして、復讐が始まります・・・。
まずスジョンを、自分が手掛けた新作ドラマに、主演女優として指名したのです。
そして、母にスジョンがしてきたと思われる脚本内容によって、演技を執拗なまでに要求をアリヨンはしていきます。
娘イェヨンにまで復讐の手はさらに伸びて行くのです・・・。
徹底的な主人公の復讐ぶりが、何と言っても人魚姫の見所でしょう。
父という大きくそして大切な存在を奪われ、アリヨン自信に愛情が注がれるはずだったものを奪われ、父が新しく築いた家族に対しても復讐を誓ってしまいます。
見事な全ての感情(欲望・嫉妬・憎しみなど)を描いています。
韓国視聴者は、衝撃的な復讐劇に釘付けとなり、社会現象を多くの巻き起こし程の高視聴率を獲得しました。
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